205. 軍規を厳しく運用しろ!

7.aspire®全般 Feb 13, 2026

「軍規が厳しいのは、兵士に自由度を与える為だ」と元英国特殊部隊将校ダミアン・マッキニーは言う。戦場では逐一指示を仰ぐ時間は無いから現場判断が尊重される。武器を持った兵士という危険極まりない存在に、必要な自由度を与えるしくみが軍規なのだ。

軍規が一般社会より厳しいのは軍隊組織が冷酷だからではない。命令違反、敵前逃亡、情報漏洩が、部隊全体の死に直結するからである。
運用面でも、越えてはならない一線を越えた瞬間に、軍規と軍事法廷によって厳しく裁かれる。軍規違反が続いたり、繰り返されたりする事は許容できないからだ。

ビジネス界に目を移し、最近の生命保険会社の不祥事を知ると、フルコミッションという高い自由度を与えているにもかかわらず、規律(軍規)違反への対応が甘かったことに驚く。

違反者が出ると、自由度を減らせと声が上がる。間違いだ。
規律を厳しくすると、自由度が減ると文句が出る。間違いだ。

リーダーは、一見矛盾する「自由」と「規律」の両立を、社員に納得させる努力を怠ってはならない。

社員に高い自由度を与えたければ厳しい規律が必要なのは、軍隊組織が証明している。

 

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