99. 犠牲を直視して決断する

4.inspire 示唆 Oct 18, 2021

過酷な戦場では死傷者ゼロが前提の作戦は無い。サー・ゴードン・メッセンジャーは言う。「決断は作戦ミッションの成功を最優先に行う。一人も死傷者を出さない事を優先させては何も決められない。戦死した部下の家族には戦争終結後に個人的に会い、誠意を尽くして弔意と感謝を伝える。その覚悟が厳しい決断を可能にする」。ビジネスリーダーも降格や退職となる社員への敬意を持ち続ける覚悟があればこそ、難しい決断ができる。犠牲から目を背けないリーダーを部下は信頼する。

 

サー・ゴードン・メッセンジャー  大英帝国二等勲爵士(KCB)、前英国統合参謀次長、トップレベルの作戦の決断と実行に携わる。20年以上に渡り最前線を指揮。
https://en.wikipedia.org/wiki/Gordon_Messenger

 

深堀はこちら